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MEMBER SPOTLIGHT

SUMITOMO MITSUI CARD
sumitomo_mitsui_logo

Headquarters: Two locations in Japan, Tokyo and Osaka
Founded: 1967
Category: Multinational Corp.
Industry: Financial Institution

1.CLOやO2Oのエコシステムにどの様に関わっていると考えているか。

当社はイシュイング、アクワイアリング事業を展開しており、会員・加盟店双方のニーズに応えるためのCLOサービス「ココイコ!」をO2Oにて提供。会員が簡単手軽に利用できることをコンセプトに、サービス・フローは、①専用サイトより行きたい店舗に事前エントリー ②クーポン不要で、当社カードで決済 ③ポイントまたはキャッシュバックの特典を享受、とシンプルな構成としている。また、公衆の面前でのクーポン提示に抵抗のある会員にとっても、クーポン不要のため店頭作業・スタッフ教育の手間を省ける加盟店にとっても、メリットが大きいサービスと考えている。

 

2.誰をターゲットにしているか。

エントリー情報とカードの売上データのマッチングに関して、確実性とリアルタイム性を重視するため、顧客ターゲットは三井住友カード(SMCC)会員とSMCC加盟店としている。但し、今後はサービスを拡大し、顧客ニーズに応える為にも、SMCC以外の他社加盟店を対象にできるようなスキームを検討している。また、SMCC会員以外にも「ココイコ!」を開放し、より多くの顧客を加盟店に送客できるよう検討をしている。

 

3.O2Oの取組みでのユニークなアプローチ方法

(1)会員が訪れる予定のなかったショップへもついでに立ち寄るきっかけをつくるため、

外出先で会員の端末位置情報を基にして徒歩圏内にある加盟店の特典(オファー)をお知らせするスマホアプリへのタイムリーなプッシュ通知。

(2)加盟店が限られた販促費用を有効活用できるよう、加盟店が配信を希望する特定セグメントに一致する会員へのみ、よりおトクな特典を配信する「スペシャルオファー」。

(3)会員の利用促進とリテンション強化を目的に、エントリー後には特典有効期限の到来を、対象店舗でのカード利用後には特典が適用されたことをお知らせするリマインドメール。

 

4.CLOに取り組む中での気づきや課題は何か。

会員利用者アンケートによると、「サービスが利用しやすい」「クーポン不要が良い」といった好意的な意見が多く、CLOの特徴である「クーポン不要」が「サービスが利用しやすい」といった好循環を生んでいると思われる。他方「エントリーが面倒」「行きたい店がない」といった意見もあり、本サービスのUI改善、対象店舗数の拡大を重要課題として認識。また、参加加盟店からは、「新規顧客開拓に効果あり」「成果連動型のため送客効果が可視化される」と肯定的意見が上がる一方、まだまだ送客数が小さいとの声があり、本サービスの認知度向上が喫緊の課題である。

 

5.今年度の目標について

今年度は、ココイコ!の参加加盟店数の拡大、利用者増強といった「量の拡大」と、顧客ニーズと特典のマッチング精度の向上やUI・UXの改善による「質の向上」の2つを目標に各種プロモーション強化、機能レベルアップを行う。

また、本サービスを、他のイシュアー企業へ開放(受託)すること等、新たな取組みにチャレンジすることを目標としている。

 

6.CardLinxメンバーに伝えたいこと

現在、日本のCLOサービスは、個社毎の顧客基盤に限定されたサービスとなっており、本格的に、顧客や加盟店に浸透させるには、一定規模でのブレークスルーが必要となる。

それは、1社では難しく、ある程度の事業者を巻き込んだムーブメントを起こすことだと考える。CLOの普及のためには、各社の競争領域と協業領域を明確にし、協業領域については各社が積極的な議論を交わし、一定のルールや仕様、共同利用できるAPIをつくる等、成果物を生み出したい。その上で、各社がサービスで競争できるようなものを目指すべきと考えている。

また、より多くの送客を希望する加盟店や、より多様で多数の特典を要望する会員のニーズを充足させるには、異業種アライアンスや海外企業との連携、データ利活用も重要になってくる。競争の為の“共創”をCardLinxメンバーと行っていきたいので、ぜひ積極的な取組みと情報共有等をお願いしたい。

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